矯正歯科

矯正歯科とは

矯正歯科とは矯正治療は、歯並びや咬み合わせを改善してバランスよくきちんと噛めるようにする診療メニューです。歯並びがきれいになると歯ブラシなどのホームケアでの磨き残しが減るため、むし歯や歯周病のリスクを抑えることにもつながります。また、咬み合わせを整えることは、全身のバランスや状態を改善し、顔のゆがみなども起こりにくくしてくれます。
笑顔から覗くきれいな歯並びは、自信につながりますし、コンプレックスが解消することで食事や会話も心置きなく楽しめるようになります。
矯正治療は子どもだけのものではなく、歯と歯ぐきが健康であれば何歳でも可能です。当院では患者様のご希望に合わせて、幅広い矯正メニューをそろえていますので、歯並びに関するお悩みがある場合にはお気軽にご相談ください。

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矯正担当医紹介

岩渕泰憲

経歴 国立東北大学歯学部卒業
資格 歯学博士号取得
日本矯正歯科学会認定医取得

日本には15万人の歯科医師がいますが、矯正治療の専門的な研鑽を積んで日本矯正歯科学会認定医の資格を取得している歯科医師は約3千人しかいません。矯正歯科を診療メニューに入れている歯科医師は2万人いるとされていますが、そのうち85%が日本矯正歯科学会認定医の資格なく診療を行っていることになります。
当院では経験豊富な日本矯正歯科学会認定医の歯科医師が矯正治療を行っています。安心してご相談にいらしてください。

歯並びの種類

矯正治療は、歯列不正を解消するための治療です。矯正可能な歯列不正には、下記のものがあります。

出っ歯

上顎前突とも呼ばれており、上の前歯が前に突き出ている状態です。日本人に多く、横顔のラインに大きな影響が現れやすくなっています。

受け口

下あごが前に出ている状態で、下の前歯が上の前歯より前に出ています。あごがしゃくれた感じに見えます。

叢生(そうせい)

歯が凸凹に重なって生えている状態で、乱杭歯とも呼ばれます。八重歯も叢生に含まれます。上下の歯がうまく咬み合わないため、さまざまな不調の原因になります。

すきっ歯

空隙歯列とも呼ばれており、歯の間に隙間がある状態です。食べものが挟まりやすく、音が漏れて発音に問題が起こることもあります。

開咬(かいこう)

奥歯を咬み合わせた時に、上下の前歯に隙間ができる状態です。

過蓋咬合

上の前歯が下の前歯の上に深く覆いかぶさっている状態です。歯がすり減ることがあります。

当院の矯正治療(矯正装置)

アイテロを使ったマウスピース矯正

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)マウスピース矯正は、歯型の精度が高くなければその効果を十分に得ることはできません。そこで当院では、アイテロ(iTero)という最先端の歯型採取システムを用いることで、精密さのクオリティを格段に上昇させています。アイテロは、高度な3Dスキャンが可能なシステムで、小さな装置で光を当てることで歯の形や位置などをデジタルデータとして正確に採取可能です。デジタルデータですから物理的な素材のように収縮や膨張といった劣化が起こらず、破損もありません。そのままコンピューターで分析してシミュレーションできるため、歯1本ごとに移動距離を設定でき、細かくて無駄のない正確な歯の動きを実現できます。
また、アイテロ以前の歯型採取はシリコンをトレーに盛って口内に入れ、押し当ててしばらく待つという方法で行っていました。舌の根本には触れると強い嘔吐感を感じる部分があるため、敏感な方はかなり苦しい思いをされたと思います。アイテロによる歯型採取は、小さな装置から歯に光を当てるだけで、約1分程度で上下の歯列のデータを取得できます。そのため、患者様のお身体やお気持ちにかかるストレスも大幅に軽減しています。
また、マウスピース矯正では、歯型をアメリカに送ってマウスピースを作製し、それを送ってもらって治療を行いいます。これまでのシリコンの歯型は送るのに日数がかかりましたが、アイテロの場合はデジタルデータですからインターネット経由ですぐに送ることができ、治療開始までの期間を短くできます。
アイテロを使ったマウスピース矯正は、精度が高いため矯正効果を得やすく、お身体やお気持ちへの負担が少なく、治療開始までの期間を短縮できるなど、多くの利点があります。

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裏側矯正(舌側矯正)

ブラケットやワイヤーといった装置を歯の裏側(舌側)に装着するため、矯正装置が見えてしまうことがほとんどなく、目立たない矯正治療が可能です。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正形状は一般的な表側に装置を付ける矯正ですが、装置とワイヤーが白いため歯の色になじみ、ぱっと目立つことがありません。

部分矯正

部分矯正前歯のちょっとした凸凹や八重歯など、気になる部分だけを矯正するのが部分矯正(MTM)です。全体の歯を動かす一般的な矯正治療と違い、必要な歯1本から数本だけを動かすため、全体の歯を動かす矯正治療に比べて治療期間が短く、費用も比較的安価です。
ただし矯正治療は全体の咬み合わせを整えることが重要な治療方法ですから、部分的に動かすことで咬み合わせが乱れてしまうケースでは部分矯正ではなく一般的な矯正治療が必要になります。
部分矯正が可能になることが多い歯並びは、前歯の出っ歯や歯の傾斜、隙間、そして八重歯です。八重歯に関しては、何種類かの部分矯正方法がありますので、状態やお考えに合わせて選択します。また、奥歯は歯の治療の際に咬み合わせを整える目的で部分矯正を行うこともあります。
ただし、部分矯正では対応できないケースもありますし、咬み合わせにも問題なく部分矯正ができる場合でも仕上がりの状態をしっかり確かめることが重要です。

歯科矯正用のアンカースクリューを用いた矯正治療(インプラント矯正)

歯科矯正用のアンカースクリューを埋入してそれを支点に歯を動かす矯正治療の手法です。アンカースクリューはチタンでできた小さなネジで、矯正治療期間だけ口腔内に設置し、治療終了後には簡単に撤去できます。
インプラント矯正は、一般的な矯正治療のように動かす必要のない歯が動いてしまうという無駄がなく、支点が固定されているため歯を大きく動かしたい際にもスピーディな移動が可能です。設置する際に外科手術が必要になり、安定まで少し時間がかかりますがそれを考慮しても治療期間を大きく短縮できます。
アンカースクリューの埋入手術は1本20分程度であり、局所麻酔を行いますので手術中の痛みもありません。
また、歯並びだけでなく、笑った時に上の歯ぐきが見えすぎてしまうガミースマイルの解消に用いられることもあります。

お子様の歯の矯正を検討している保護者の方へ

幼いお子様で自分から歯の矯正がしたいと言い出すのはかなりまれです。ただし小児矯正を受けたお子様は成長するにつれて「小さい時に矯正治療を受けていてよかった」という場面を何度も経験します。また、成人矯正でご来院される方の中には「なんで子どもの時に矯正を受けさせてくれなかったのだろう」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
小児矯正は歯並びと咬み合わせを整えることで心身ともに健やかな成長をサポートし、将来への安心感につながる治療なのです。

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