インタビュー

ふなえ歯科クリニック|理事長にインタビュー②歯科医師・歯科衛生士のこと

なるべく抜かない治療
今回は理事長へのインタビューについて、2本目の記事です。

ここからは歯科医師・歯科衛生士のありかた、ふなえ歯科クリニックが求める人材などについてお伝えします。

なお関連する記事は、次のリンクからご覧ください。

 

 ◆理事長へのインタビュー①:患者さんに知ってほしいこと

 

それでは船江理事長のインタビュートークをどうぞ!

歯科医師の適性は「コミュ力9割・技術知識1割」

歯科医師に適性のある人は細かいことが好きな人、それから人との関わりがあるので、接客ができる人ですかね。

患者さんにむし歯の原因を話して、もし理解してもらえなかったら別の切り口で説明しないといけない。

治療したあと経過観察が必要だと伝えることも重要ですし。

 

だけど人って、わかってなくても「はいはい」っていっちゃうものなんですよね。

患者さんが物事や状況の重要度なんかを理解できていないとき、その様子を読み取ってあげなきゃいけないから、そこがむずかしい。

 

なので必要スキルを割合でいうと、コミュニケーション能力が9割に、技術・知識が1割みたいなかんじじゃないですか?

せっかくいいを治療しても、患者さんが来てくれなければ意味がありませんから。

患者さんと「信頼関係を構築する」重要性

信頼関係が構築されていないと、結局インプラント治療とかはやってくれないですよね。

高額治療って思い切りが必要じゃないですか。

そりゃ患者さんも信頼できるお医者さんに相談したいと思いますよ。

 

それに万が一何かあったとしても、患者さんと信頼関係が構築されていれば、そこまでトラブルにならないはずですし。

僕の考えるラポール(*1)は、やっぱり患者さんの考えを理解することだと思うんですよ。

相手の思いや感情を汲むって言うか、空気をよむところ。

コミュニケーション能力は重要ですね。

 *1:ラポール:セラピストとクライアント間の親密な信頼関係のこと。

腕のいい歯科医師は「適切な判断ができる」

単純に言葉として「腕がいい歯科医師」を指すなら、長期的な予防を考えて治療を計画できる、施術で理想どおり手先を動かす技術がある、とかでしょうか。

そして腕の悪い歯科医師がどんな人物かをあえていうなら、適切な状況判断ができない人ですかね。

たとえば抜歯する技術があっても、本当は抜かなくてよかったとか判断を間違えていることがある。

どんなに技術があっても、判断基準が間違ってたら意味ないですからね。

歯科衛生士は「大切な治療のパートナー」

歯科衛生士は歯科で治療をするために重要な存在。

歯科医師にとって歯科衛生士は、治療のパートナーです。

そんなパートナーに求めることは、僕たちが指示したことをそのとおりに実行できるか。

それから十分な技術と知識を持っているかですね。

まず歯科衛生士が患者さんと対峙して、歯の状態を診る。

それで歯科衛生士から歯科医師に、指示を仰いだり相談したりする、この流れができるかです。

もちろん歯科衛生士ができないこともあるので、歯を抜くとか歯科医師にバトンタッチするときは、続きは僕がしっかりやりますよ!

歯科衛生士の男女比率

歯科衛生士はほぼ女性で、一般的にも男性はほとんどいないんじゃないですかね。

ちなみに歯科医師は女性も一定数いますよ。

だいたい男性7:女性3くらいの割合でしょう。

なぜ歯医者には美人が多いのか

今回のインタビューで面白い切り口の話題があって、なぜ歯医者には美人が多いのか?そう聞かれたんです。

「実はその先生が好みで採用してるんですよ」なんてこと、もちろんなくて。

マスク理論じゃないですか?って返したんですけど。

仕事なんで、もし好みのタイプだと思っても適性がなければ採用しないですよね絶対。

仕事と性格の関係

採用といえば、実際そのスタッフが入ってきてみないと、その人がどんな人物か、どんな性格かなんてわからないですよね。

変な話ですけど「裏表なくボロクソいうやつは性格が悪いのか」っていったら、必ずしもそうじゃない。

ただ僕としては、仕事で患者さんにきちんと対応していれば、裏でちょっと愚痴をこぼすことくらい別にいいと思ってるんですけど。

僕だって誰に何言われてるかわからない、だけど気にしてもしょうがないですからね。

経営者は孤独だっていいますけどそのとおりですよ。

緊張感の続く歯科医師としての施術

僕たちは0.何ミリとか、本当に細かいレベルの治療をしています。

そんな状態で集中して施術を続けるわけですから、いってしまえばほぼすべての作業が気を抜けない。

ほかにもたとえば、インプラントを入れるような高額治療のケースでも緊張感があります。

何十万・何百万とかかる治療をしていると失敗できないですから。

ただストレスを感じるとはいっても、治療し終わったときには、やり切った!って達成感がありますよ。

「やる気があれば挑戦させる」ふなえ歯科クリニック

うちの職場環境はね、みんな仲いいと思います。

そしてやる気のない人はどんどん辞めていくし、モチベーションの高い人は伸びる。

僕は勉強したい意志のあるドクターだったら、どんどん治療をさせてあげようと思うんですよ。

ふなえ歯科クリニックで人材に求めるポイントは3つありましてね。

まずは、患者さんへ適切に接して適切な対応ができる人。

つぎに、スタッフ・ドクターの間で、軋轢をつくらない人。

さいごに、知識技術を研鑽する人。

よそのクリニックやドクターとかだと、院長がインプラント好きで自分で施術するから、ほかの勤務医はインプラントの治療をさせてもらえないケースもあるんです。

だけど僕はスキルアップしていきたいとか、モチベーション意識がある人がいれば挑戦させたいと考えています。

もちろん患者さんは実験体じゃないんで、施術させるからには練習も勉強もしてもらいますけどね。

ホスピタリティの高いクリニックを目指して

ふなえ歯科クリニックの近い目標として、具体的にはだいたい1年ぐらいで、治療と接客の質を上げていければいいなと思っています。

病院なのでどうしても急患が入ったりするんですが、あとの患者さんを待たせることは避けられません。

まずは患者さんを待たせないで、時間どおりスムーズにオペレーションを回すこと。

そしてさらには、お待たせしてしまう患者様へのホスピタリティをより高めていくことを考えています。

 

こんな感じでふなえ歯科クリニックの雰囲気は伝わりましたでしょうか。

もし当院が気になったかたは、ぜひクリニックにいらしてみてくださいね!

次の記事は僕自身のことを語る内容です。

また読んでみてください!

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