矯正治療に年齢制限はないため、歯並びや咬み合わせが気になったときはいつでも矯正専門の歯科医師に相談することをおすすめします。大人の歯並びは変化しないと思われがちですが、実際には少しずつ歯は動きます。そのため、歯並び・咬み合わせが気になった時は、単なる思い込みや勘違いだとは思わず、まずは相談することが大切です。
大人の矯正治療は歯の移動予測が立てやすいことに加えて、口元のコンプレックスを解消できることで対人関係や仕事に良い影響を与えられるなどメリットがあります。
今まで歯並びが気になっていたけど、なかなか矯正治療に踏み出せなかった方も当院で一緒に美しい口元を手に入れませんか？

1.治療計画が立てやすい

子どもは顎の成長段階にあるため、歯の移動を予測することが困難です。一方、大人は顎の成長が終わっているため、歯の移動の予測を立てやすくなっています。
また、小児矯正はご本人の協力が必要なため、全てのお子さまに適用できるわけではありません。大人であれば自らの意思で矯正治療を受けるため、計画通りに治療を進めやすいです。

2.コンプレックスを解消できる

歯並びが悪くて口元の印象が気になっている方は、矯正治療で歯並びを整えることでコンプレックスを解消できます。口元を気にせず思いっきり笑えるようになったり、人前で食事をとれるようになったりするでしょう。また、ポジティブ思考ができるようになり、仕事や人生に良い影響を与えられる可能性もあります。

3.むし歯・歯周病の予防につながる

歯並びが悪いと歯磨きがしづらいため、歯垢が溜まりがちです。その結果、むし歯や歯周病を繰り返してしまい、歯の健康寿命が早く尽きてしまいます。歯並びを整えることで歯磨きがしやすくなるため、結果的にむし歯や歯周病の予防に繋がります。

4.よく噛めるようになる

正しい咬み合わせによってよく噛めるようになれば、口腔機能が整って歯への負担が少なくなります。
また、よく噛むことで脳に刺激を与えられたり、消化器官への負担を軽減できたりもします。

5.顎関節の負担軽減

咬み合わせが悪いと、顎関節への負担が大きくなり、そのままの状況が続くと顎関節症になる恐れがあります。
咬み合わせを整えれば顎関節への負担を軽減できて、顎関節症の予防に繋がります。

マウスピース矯正(インビザライン)

透明の薄いマウスピース型の矯正装置を装着して、歯を少しずつ動かす矯正治療です。着脱式のため、食事や歯磨きの時に外すことで普段どおりに過ごせます。
ただし、咬み合わせの問題が重度の場合は効果が現れにくいため、適用できないケースもあります。

表側矯正

歯の表側にブラケットとワイヤーを取り付けて歯を動かす矯正治療です。従来では金属の装置を使用していましたが、最近では歯の色に馴染むことで目立たない白い装置も登場しています。
当院でも目立ちにくい表側矯正に対応可能です。

舌側矯正

歯の裏側にブラケットとワイヤーを取り付けることで、口を開けたときに装置が目立たない矯正治療です。舌に矯正装置が触れることで違和感が起きる場合がありますが、しばらくすると慣れてきます。

部分矯正

歯を部分的に矯正する方法です。治療期間が短く、費用を抑えられることがメリットです。
適用できるかどうかは症例によって異なります。